| ~薬膳と糖尿病~ |
私の糖尿病歴はもう8年になります。はじめの頃は、医者から血糖値が高いといわれても、私は薬膳を研究していたので「これで治してみせます」といって、医者の言葉に耳を傾けませんでした。
糖尿病に対して薬膳では、インシュリンを含む豚の膵臓や地黄(乾)、クコの実、山芋などを合わせて炊いて食べます。(温性の人はトウモロコシの毛も加える)。 これを食べていると、その場はよい。だから大丈夫、治ると思って、大して養生もせず、健康な人と同じようにご馳走を食べていました。これがいけなかった。 平成7年5月の検査では、血糖値が259、総コレステロールが264、中性脂肪が251、それにHbA1C(ヘモグロビン・エーワンシー)が8.3と大変な数値になってしまい、糖尿病と慢性肝炎がとくに悪化してしまいました。
医者からは強く入院を勧められましたが、断りました。その代わり血糖降下剤を2錠服用することになりました。それでしばらくは病状は落ち着いていました。
ところが、昨年の9月、やはり8年ほどの糖尿病歴のある家内が、足をすべらせて転んだといって、近くの病院に入院しました。検査の結果、脳血栓のためであることがわかりました。そのため半身不随になり車イスの生活になりました。
さらに血糖降下剤で血糖値が下がらなくなったから、インシュリンを打つと言われました それも1日42単位です。私には多くの医者の知り合いがおり、インシュリンを打つようになったら一生打たなければならない、要するに糖尿病は治らないということを知っていましたから、これは大変なことになったと思いました。
しかし、ものは考えようです。私たち夫婦が二人とも倒れてしまったら、もうどうにもならなくなりますが、私はまだ働くことができます。私は本業の貿易商のほかに10年ほど前から夫婦二人で薬膳麺の研究開発に取り組んできました。これは糖尿病を治す薬膳麺を完成するチャンスではないか、その機会を神様が恵んでくださったのではないかと、思い直したのです。
年々、日本の食卓は洋風化が進み、またストレスの多い現代社会において、糖尿病をはじめとする生活習慣病・成人病で悩んでいる人が増えてまいりました。
忙しい現代人の食生活は急激にファーストフード化しているといっても過言ではないでしょう。
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| ~麗喜麺の開発~
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それには一つのきっかけがありました。以前、私は便秘のために「麗喜茶」というお茶を作り販売していました。ところが、あるとき、一人のお婆さんが、このお茶を買いにみえたのですが、たまたま品切れでありませんでした。すると、そのお婆さんが「私の息子を殺す気か」と大変な剣幕で怒られたのですが、そこで訳を聞いてみますと、このお婆さんの息子さんは小児糖尿病でしたがこのお茶を飲むようになってから症状が止まって、今は元気に学校へ通っている。麗喜茶は水筒に入れて持たせているが、これが切れたらまた病気が再発してしまうではないかと、怒っておられたのです。 そうか、そんなかわいそうなことはしてはいけないと思って、また一生懸命に作って差し上げたいのですが、このお茶の原料が「山伏茸」です。これは中国では猴頭菇といい、胃や十二指腸潰瘍、ガンなどに用いられます。また、煎じて猴頭液としてスポーツドリンクにもしています。 こういう経験があったのと、私のこれまでの薬膳の研究の結果から、小麦粉にこの山伏茸、アガリクス茸、ルイボスエキス末、ワカメ芽株、ハトムギ、山芋、プランタゴ・オバタ種子皮(食物繊維)、クコの実、などを加えて、苦心の末できあがったのが薬膳麺の「麗喜麺」です。 この「麗喜麺」が完成したのは、私の家内が入院してから2ヶ月ほど後ですが、私は懇意にしていただいている阪口クリニックの阪口起造院長(医学博士)にお願いして、「麗喜麺」を食べることによってどのように血液が変化するか、データをとっていただくことにしました。 病院で教えられた糖尿病食では、血糖値がなかなか下がりませんでしたが、「麗喜麺」を食べはじめて1ヶ月後にはグーンと下がっています。HbA1C(ヘモグロビンの数値)も徐々に下がってきています。2ヶ月後にもほぼ同じ数値を維持しています。 そこで血糖降下剤を2錠から1錠へ減らすことにしました。それにもかかわらず、麗喜麺を食べ始めて七ヶ月後でも、安定した数値を維持しています。糖尿病の合併症はHbA1Cが7.0以上になると起こると言われています。こうなると傷口が塞がらなくなりますから、手術もできません。
そこへいくと、私のHbA1Cの6.3という数値は合併症の心配はほとんどなく、優等生だといわれています。阪口先生はこの私の体験を「麗喜麺の一糖尿病者への経験」という小冊子にまとめて下さっています。
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| ~家内の糖尿病もよくなる~
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家内が入院して、病院は怖いなーと思ったのは、3ヶ月間も病院に置いてくれないということです。はじめの病院で2ヶ月ほどすると、インシュリンが16単位に減ったから、もう家に帰ってください。私も呼び出されて、家で奥さんにインシュリンの注射をしてあげなさいといわれました。 次の病院でも、2ヶ月の予定で入院したのに、1ヶ月で病状が安定したから帰ってくださいと言われました。いま、健康保険は赤字で、できるだけ支出を抑えようとしていますから、病院はいつまでも置いてはくれないのです。それでもインシュリンは16単位に減りました. 退院して家に帰ってからは、家内は昼の1食を「麗喜麺」とし、副食は病院で教えられた糖尿病食をきちんと守って養成しました。リハビリも一生懸命に行いました。お陰で2週間ごとに通院するたびに、インシュリンの量が4単位ずつ減っていき2ヶ月後にはインシュリンの注射は必要なくなり、血糖降下剤に切り替えることができました。 これは医学的には信じられないことだそうです。私も信じられない気持ちでした。糖尿病になり、インシュリンを注射しなければならないほど重くなると、一生治らないと考えられているからです。しかし、奇跡は起こったのです。 それには彼女の大いなる努力もありました。病院で習った食事をきちんと守り、早寝早起きをして、歩行訓練なども積極的にやり、一生懸命に回復の努力をしました。インシュリンを42単位も注射していた糖尿病の患者が、わずか1年間で注射が不要になり、血糖降下剤1錠で済むようになりました。今は降糖剤も不要になり血糖値102、HbA1C5.3と元気に過ごしています。
結局、私に「麗喜麺」を作らせたのは家内ということになりますが、その麺が家内と私を救うことになったのです。
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| ~麗喜麺とは~
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私は麗喜麺を十数年にわたって研究してきました。そして家内の入院を契機に、ようやく納得のいく麺が完成しました。それが「麗喜麺」です。医食同源の思想に基ずき、さまざまな特殊成分を持つ天然食品の五味五色相関相剋の効果を重点に配合して作ったのが「麗喜麺」です。今、いくつかの診療所や医院で、実際に患者さんにテストしてもらっています。大体80%くらいの人の血糖値がさがったと報告されています。 例えば、兵庫県の82歳のお母さんが目の手術をしなければならなくなりました。しかし、血糖値が258もあって手術ができません。医者は血糖降下剤を渡して一週間後に来てくださいといいました。 そこで息子さんは、麺はきらいだというお母さんを説得して、無理やり「麗喜麺」を食べさせました(一日一食)。それで一週間後に行って検査をしたら、なんと血糖値は156に下がっていました。しかも、その日の朝も、この麺を食べてきたというので、お医者さんはびっくりしていたという例があります。 「麗喜麺」は食物繊維を多く含んでいますから、満腹感があり、腹持ちもよいのです。一食分(75g)を茹でると210~220gになり、245カロリー位です。低カロリーで、栄養のバランスもいいので、これを主食にしていると副食によるカロリーや栄養のバランスが取りやすいという利点もあります。 とはいえ、糖尿病の方は医師の指導によるカロリー摂取量はきちんと守ってください。以前、ずっと「麗喜麺」を食べているのにちっとも血糖値が下がらないという患者さんがいました。よく話を聞いてみると、血糖値は「麗喜麺」が下げてくれるというので、食事療法はほとんど守っていませんでしたし、1回に3食分の「麗喜麺」を食べていました。これはカロリーオーバーになり、効くものも効かなくなります。
私の食べ方はいたって簡単です。家内の作ってくれた副食と茶碗の中にはご飯の代わりに茹でた「麗喜麺」が入ってます。もちろん「麗喜麺」は、和風・洋風・中華風にと色々なメニューにアレンジできるのが素晴らしいのですが、毎日夕食にいただく私にとってはこの食べ方が一番便利で、また食べ飽きることなくカロリー計算もしやすいという利点があります。2、3人で食べる時は、鍋にして食べるとよろしい。鍋なら野菜が入るし、魚、貝、鶏肉、きのこ、何でも入れられて、大変健康的です。それと、もう一つ、それは努めて歩くことです。私は万歩計を付け、それを目安になるべく歩くよう心がけています。
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阪口クリニック所長 医学博士 阪口起造先生の冊子
「麗喜麺の一糖尿病患者への経験」
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